私はアフィリエイトで稼いだ利益の大半を米ドルで保有している。

昨年、平成28年度中に、ある証券会社でそのドル建で保有している資金の一部を使って米ドル建てMMFを購入し、しばらく後に売却したのだが、その間に為替が多少円安に動いた。

その結果、書類上は利益が発生したのだ。

 

利益が発生すると当然そこから税金が徴収される。

特定口座だったので為替差益分から自動的に源泉徴収されたのだ。

 

後になってから知ったのだが、外貨建てMMFの為替差損益の計算は購入時の為替と売却時の為替で決まるとのこと。

しかしながら私がその米ドル建てMMFを購入した際に使用したドル資金は、

売却時よりさらに円安時に取得したものなので、実際は為替差損益は『損失』だったのだ。

 

下記にその状況を簡略化して書くと、

特定口座内での計算

❶米ドル建てMMF購入時の為替(ドル円) 110円

❷米ドル建てMMF売却時の為替(ドル円) 111円

※ 1ドルにつき1円の利益発生のため税金を徴収される。

 

しかし実際は下記

❶米ドル建てMMF購入に使用したドルの平均取得価格 112円

❷米ドル建てMMF売却時の為替(ドル円) 111円

※ 1ドルにつき1円の損失。

この件について証券会社に問い合わせた所、

「税務署に実際のドルの取得価格を証明できる書類を提出すれば税金は戻ってくるでしょう」

とのこと。

 

ところが税務署に確認すると、

「それは証券会社側のミスだから証券会社に相談してください。」

とのこと。

 

 

税金については毎年頭が痛い。

先日、上記の件以外にも2、3聞きたい事があって税務署まで相談に行ったのだが、

小一時間、待たされたあげく、何とも納得いかない答えしか返ってこない。

 

海外で取得した外国株の税額控除や為替差損益について質問したが彼らもよく分かっていないのだ。

それらの書類の記載方法の説明を求めたが、普段あまり使われる事が無い書類のためだろうか、結局まともな説明もせずに逃げるように相談を打ち切られた。

税務署の担当者がよく分かっていないのだから、こちらが分かるわけがない。

 

税務申告に関する書類も本当に分かりずらい。

読めば読むほど迷宮に入りわからなくなる。

 

日本は納税義務があると言うのに義務教育では税金やお金について一切教えない。

社会人になってから本当に必要なお金の事、税金の事は一切教えずに、一生のうち一度も使う事などない学問を強要し社会に出るまでの貴重な時間を失う。

そんな本当はどうでもいい事で、人や学校にランク付け、順位付けまでして、さも価値があるかのように見せかけ人を洗脳する。

やってる事はゴミアフィリエイターと同レベルだ。

 

話はそれてしまったが、

さて、冒頭に記載した米ドル建てMMFの為替差損益にかかる税金について正解は下記となる。

❶米ドル建てMMF購入に使用したドルの平均取得価格 112円

この資金を使い、米ドル建てMMFを購入、

❷米ドル建てMMF購入時の為替(ドル円) 110円

この時点で2円の損失がが確定する。

 

次にこの米ドル建てMMFを売却、

❸米ドル建てMMF売却時の為替(ドル円) 111円

売却時の為替(111円) – 購入時の為替(110円) = 1円

1円の利益が確定する。←この利益分について特定口座内で源泉徴収される。

 

結果、これらを通算すると、

-2円(2円の損失) + 1円(1円の利益) = -1円(1円の損失)

1円の損失が確定することになる。

先に特定口座内で源泉徴収された1円分の為替差益に対する税金は『申告分離課税』で確定申告することにより税務署より還付される。

となるはず(汗)。

つまり米ドル建てMMFを購入した時点で既に『2円の損失が確定』することがポイントとなる。

 

これは見逃しやすい。

単に書類上だけで損益が発生した事になるわけだから。

今回の件は米ドル建てMMFだけに限ったことでは無い。

外貨建ての金融商品を既に所持している外貨で購入した場合、今回と同じような状況が発生する。

 

アフィリエイトとは直接関係無い話だが、もしかこのような状況で悩んでいる方がいるなら一助となるかもしれないと思いここに記載しておく。